乙女ゲーム、POSSESSION MAGENTAの感想です。
無性に乙女ゲーがやりたい!!!となった時期に何も調べもせず、お店で見かけて絵が綺麗だなーという理由で購入!
ネタバレ注意でお願いします。

まず、イラストが凄く綺麗!
あの、さらちよみ先生のイラストです!ときめかない筈がない!
どの立ち絵、スチルも非の打ち所がない、美しさ!!!

声優が豪華!
声優好きならみんな知ってるって人しかいない、それ程豪華なキャスト人です!
これだけで私は結構楽しめましたが!

が!!!

シナリオが所謂、金太郎飴です。
それだけだったらまだ良かったんですが、何というかパッケージにミステリーって書いてあるから、みんなで謎を解いていくのかと思ってんですけど、ただ意見を言い合って終わる、みたいなことが多々起こる。
いや、でもまぁリアル高校生ってこんな感じなのか?
え?あ?ん?って思ってるうちにシナリオが進み、仲間がポゼる。

…私の中でこのゲームで受け付けなかったひとつが、このゲームでよく使われるポゼる、ピュリするという言葉なんです。
ポゼッションをポゼる、取りつかれておかしくなってるみたいな時に使い、ピュリする(ピュリファイ)浄化するとか元に戻すみたいな感じの時に使うんですけど、私の脳が受け付けねー!
プレイヤーの若い感性が試されているのか、この言葉が出てくるたび、どんな真面目なシーンでも(むしろ真面目な時にしか使わない)、こいつ本気で言っているのかというつっこみをいれてしまって、もうシナリオがはいってこねえ!!!

そしてもう一つが、主人公を固定でハニー呼びしてくるキャラがいること。
しかもひとりがメインキャラで、もうしんどくてしんどくて。
せめてデフォルト名なら名前呼びか、呼ぶのをオンオフ機能欲しかったなー。

ぶっちゃけオチもファンタジーなオチ。異世界とかいう単語出てくっから!
主人公の設定もモテモテ才色兼備、誰からも愛され系女子って設定で何でもありって感じなので、もうここまで何でもあり設定なら死人を出さないで、ポゼってピュリ出来ないと意識不明になるとかのシナリオにすれば良かったのでは?と思ってしまう。

シナリオも色々つっこみたいところもありましたが、トロコンするまでは楽しませてもらいました。
いやー、本当に惜しい作品!
キャラクターも一人一人いいキャラだし、ノベルだけでなく、画面をタッチして探索するっていうシステムもあって飽きさせないようになってるし!

個別ルートのシナリオを増やすだけでも全然いい作品になると思うんだけどな!
絶対若い頃やってたらハマってた自信がある(笑)
ポゼる時のイラスト、シナリオが微エロだし、全体的なシナリオも難しくなく中学生の時ならハマってキャーキャー言ってただろうなぁ。

多分、若い子向けな作品なんだと思います。

でも声豚な私には十分楽しめる作品でした。
さらちよみ先生のイラストもお美しいしね!
興味ある方はプレイしてみて下さいー。

 

 

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